鯛車の作り方

鯛車

鯛車とは

越後巻地区(新潟市西蒲区)に江戸末期から伝わる郷土玩具です。
お盆になると鯛車に灯をともし、浴衣姿の子どもたちが町内を引いて歩きます。 昭和の中ごろまで盛んに行われてきた風習でしたが、いつしか途絶えてしまいました。

しかし、2005年、この地区に住む野口さんが大学の卒業制作のテーマに「鯛車」を選び、「鯛車復活プロジェクト」の活動が開始されました。 その活動の一環として行われている「鯛車作り教室」に参加させていただきました。 その作り方をご紹介いたします。

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必要な材料と道具

  • 土台になる木枠
  • 竹ひご
  • しつけ糸(少し強いもの)
  • たこ糸
  • 障子紙無地(家で使う一般的なもの)
  • 和ろうそく(色のないもの)
  • 木工用ボンド
  • 水彩絵の具(赤、青、黄色、黒)
  • 筆(ろうそく用と着色用)
  • タイヤになる丸い木
  • カッター
  • ニッパー
  • はさみ

鯛車作りの材料

  • 鯛車作り1

    1、黒丸の箇所をきりで穴あけ。下まで貫通させる。穴をあける角度は内側に向かって斜め下。下の棒、中央には釘をうっておくとロウソクを立てられる。

  • 鯛車作り2

    2、竹ひごの先を穴に入れやすいように削る。縦横の交差する部分はしつけ糸で結ぶ。

  • 鯛車作り4

    3、障子紙は扱いやすいサイズに切り、ブロックごとに木工用ボンドで貼付ける。余分な部分をカッターで切る。紙のつるつる面を内側にする。

  • 鯛車作り5

    4、背びれの間はカッターで切れ目を入れる。中にロウソクや電球をいれるので、その熱を逃がす部分になる。

  • 鯛車作り8

    5、和ロウソクを電気鍋でとかし、筆で模様を描く。迷わず一気に描くこと!和ロウソクだと灯を灯したときにきれいに透ける。

  • 鯛車作り10

    6、着色は日本画で使用する顔料を使用。普通の水彩絵の具だと灯を灯したときに、あまりきれいに透けない。

  • 鯛車作り11

    7、体の部分は最初にぼかしから始める。水をふくませた筆でぼかしたい部分を描き、その上を色のついた筆で描くとにじむ。

  • 鯛車作り12

    8、赤い部分は範囲が広いので塗りムラが出やすい。灯を入れたときにムラが目立ってしまうので、何度か塗り重ねてきれいに仕上げる。ここは丁寧に!

  • 鯛車作り13

    9、ひれ部分。竹をかなり曲げるので折れやすい。曲げる部分を火であぶると曲がりやすいがやり過ぎに注意。弓なりになったら竹の右と左を糸で結ぶ。片面に和紙を貼る。

  • 鯛車作り15

    10、ひれがつく位置の、お腹部分に針をさして糸を通す。そこにひれの上側を結ぶ。ねじ穴部分とひれの下側を糸で結ぶ。

  • 鯛車作り17

    11、台の前方、下中央部分に線径10ミリぐらいのヒートンねじをさす。そこにひもを結すぶ。ひもの長さは1m30㎝ぐらい。

  • 鯛車作り18

    12、丸いたいやを取り付けると出来上がり。台座中央の釘にロウソクを立てる。電球を仕込むと家の中でも楽しめる。

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
ここでの説明はざっくりです。 実際に作ってみたい!という方は、東京都渋谷区表参道にある新潟県のアンテナショップ「ネスパス新潟館」で5月に教室が開催されます。
2014年5月も開催が決定いたしました。
ご興味のある方はぜひご参加ください。申し込みや詳しい情報は「鯛車復活プロジェクト」までお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。

sorry

ただいま製作途中です。2014年5月完成予定。